スポーツ障害
スポーツ障害とは
スポーツ障害は、繰り返される局所への負荷によって発生します。
そのため、スポーツ障害は、使い過ぎ症候群とも呼ばれオーバーユース(使いすぎ)による疲労や負担の蓄積が大きな原因となっており、同じ場所に負荷がかかることで、筋肉や腱、靭帯を徐々に傷めます。
軽度の場合は運動時痛のみですが、重傷になると日常生活動作にも困難を生じるようになります。
スポーツ障害の例
野球肩・野球肘
主な原因としては、身体の使い方や柔軟性もありますが、使いすぎ(オーバーユース)が原因で起こる症状。
改善や再発防止には、身体に必要な柔軟性や可動域の確保また、ストレッチや身体の使い方などが重要です。
動作中に痛みを感じたら、投げてはだめです。勝ち負けより重要な物が、その先にあります。無理をせず、専門家に診てもらいましょう。
シンスプリント
正式には脛骨過労性骨膜炎といい、脛骨(すねの骨)の内側の下の方が痛むものです。
原因は、過度な練習量の増加や、反復練習の継続により、後脛骨筋(すねの内側の筋肉)の柔軟性が低下して、すねの内側に負担がかかり、その部分に炎症を起こります。
部活やスポーツを始めたばかりの方やランナーに多く見受けられます。
オスグッド・シュラッター病
0歳~15歳の成長期でランニングやジャンプ動作が多い競技をしている場合に起こりやすい症状です。
膝の前方(脛骨粗面)に痛みがあり、膝を曲げる・ダッシュするなどで痛みが強くなります。
ジャンパー膝
バスケット、バレーなどジャンプするスポーツに多くみられる症状です。
くり返すジャンプで大腿四頭筋の膝蓋骨の腱付着部にストレスがかかり炎症を起こします。
他にも首、肩、腕、腰、大腿、足先など全身のあらゆる箇所に起こりえます。
またスポーツ障害という名前はついていますが、いずれも日常生活において発症する可能性があります。
当院でのスポーツ障害治療
スポーツのけがに対して行う治療で最も重要なことは、痛みの原因をきちんと把握し、その原因に合った治療を行うことです。
善心堂では、小さいお子様からプロの選手、トップアスリートの体のケアや、酷使した体の改善方法を踏まえて施術にあたっています。
まずは痛みを早期緩和。その今後怪我やスポーツ障害を起こさないように痛みの根本原因にアプローチしていきます。
怪我や痛みが緩和しても、悪い体の使い方のままスポーツを継続すると、同じように負担がかかり、また怪我をしてしまうことにもつながります。そのため、痛みが緩和した後には、骨格・姿勢の改善と、筋肉の使い方等の指導も行っていきます。
スポーツや成長期によって身体に異変を感じた場合は、ぜひ善心堂にご相談ください。
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