コラム
胸郭出口症候群について
胸郭出口症候群とは
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)は、「胸郭出口」の部分、つまり首と胸の間にある狭い場所で、神経や血管が圧迫されることにより起こる症候群です。この狭い場所には腕に向かう神経(腕神経叢)や血管(鎖骨下動脈など)が通っています。
男女比は3:1で女性に多く、20代~40代で好発します。その原因は後程書いていきます。
主な症状
- 首・肩・腕の痛み
- 腕や手・指などのしびれ感
- 腕のだるさや痛み・浮腫
- 腕・手・指などの過剰な冷え
- 母指球の筋力の衰え
- 腕の脈が弱い(触れない)
主な原因
- 余分な肋骨があるなどの骨格異常
- 悪い姿勢(猫背・巻き肩)
- 日常生活での同じ動作の繰り返し(片方で物をもつなど)
- 怪我などによる強い炎症、腫れ
特に20代~40代のいわゆる「働き盛りの世代」に多いともいわれています。
治療法
胸郭出口症候群では外科的な治療になることは少なく保存療法がメインとなります。
ただし、治療せずに重症化すると進行性の神経損傷になる為注意が必要です。
- 姿勢改善(猫背・巻き肩など)
- ストレッチ
- 理学療法
まず日常生活で症状が出る姿勢を避ける必要が重要となります。
基本的には肩をすぼめずに胸を張る姿勢が良いです。
運動療法も効果的で腕や肩周りを動かす運動をすることで改善するケースも多くみられます。
医療機関・整骨院などでは
- 運動療法
- 温熱療法
- 姿勢改善
などのリハビリテーションが主体です。
ひどくなる前に
先ほど述べた症状が出たら早めに医療機関・整骨院を受診しましょう。
進行すると神経損傷を起こし改善しずらくなる症状です。
当院でも胸郭出口症候群の治療をしておりますのでお気軽にご相談ください。
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長野市鶴賀七瀬 善心堂 接骨院
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この記事の執筆者
善心堂接骨院 院長石川 晋也
善心堂接骨院 院長。(長野県長野市鶴賀)
1992年 長野県生まれ。
柔道整復師の国家資格を取得後、埼玉県の接骨院で副院長として豊富な実績を積む。
2022年に地元長野で善心堂接骨院を開業し、地域の健康促進に貢献。最新の治療法と効果の高い技術を融合させた施術を提供し、患者一人ひとりに最適なケアを行うことを目指しています。
趣味は旅行とスポーツ観戦。